Apple Computerが第3四半期決算を発表した。売上高がアナリストらの予測をやや下回る一方で、利益は予測を大幅に上回る内容となった。またMacの販売も前年より拡大している。
第3四半期の売上高は、前年同期の35億2000万ドルから24%増加し、43億7000万ドルとなった。また純利益は4億7200万ドル(1株当たり54セント)で、前年同期の3億2000万ドル(1株当たり37セント)から48%増えている。Thomson First Callが事前に集計したアナリストの予想値は、売上高が44億ドル、利益が1株当たり44セントというものだった。
アナリストの間では、デザインの見直しや新機能の追加が実施されないまましばらくたつiPodの売上鈍化を懸念する声が上がっていた。Appleは第3四半期に810万台のiPodを販売しており、Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏は米国時間7月19日に公表した調査レポートのなかで、iPodの販売数が800万台を少しでも超えれば、良しとすべきだと述べていた。
PC市場の売り上げが伸びない時期とされる同四半期に、Macの売り上げは、前年同期より12%増えた。Appleによると、同四半期に販売されたMacの75%がIntelチップを搭載したものだったという。
ただし、第4四半期の見通しは、決して明るくはない。同社は第4四半期の売上高が約45億〜46億ドルになるとの予測を示している。一方、アナリストらは第4四半期の売り上げが49億ドルになると予測していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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