AOLが、ストリーミングや動画コンテンツのオンライン広告を専門に扱うLightningcastを買収した。
Lightningcastは、動画と音声による広告の制作や配信のほか、広告キャンペーン管理と結果報告を行う。AOLは2002年から同社と取引があり、「AOL Radio」「AOL Video」「In2TV」立ち上げの際にLightningcastのサービスを利用していた。
Time Warnerの傘下にあるAOLは、ここ数年で広告とブロードバンド動画事業への移行を進めており、2004年6月に4億3500万ドルでAdvertising.comを買収し、2006年1月には動画検索エンジンを所有するTruveoを買収している。
ワシントンD.C.に本社を置く株式非公開企業のLightningcastは、Advertising.comの子会社になる。最高経営責任者(CEO)のTom MacIsaac氏はCEOとして同社に残る。
AOLの米国時間5月19日の発表によると、契約は5月17日に締結されたという。Lightningcastの従業員34人は同社に残る。契約の金銭的な条件は明らかにされなかった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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