スーパーコンピュータ分野の大手企業、Silicon Graphics Inc.(SGI)は米国時間7日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で上場廃止となる。
SGIの株式は、かつて1株当たり50ドルで取り引きされていた時期もあったが、今年に入ってからはNYSEでの取り扱い基準を下回っていたことから、今回の動きも予想されていたことだった。
SGIは5月、株価が1ドルを下回ったことで、NYSEから警告を受けていた。同社の株価は、2001年後半と2002年後半にも1ドルを下回っていた。ただし、いずれの場合も、1〜2カ月内に株価は持ち直していた。
しかし、SGI株は2005年に入り、6カ月連続での1ドルを下回っていた。現在、同株は、70セント未満で取り引きされている。
NYSEの基準では、企業の普通株式の取り引きにおいて、30日間連続で終値の平均値が1ドル以上である必要がある。SGIは、プレスリリースのなかで「普通株式がこの基準を満たすまで回復していない」と述べている。
SGIは、小型株を扱うOTC Bulletin Boardで同社株が取り引きされることを現在期待している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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