GMOインターネットがイーバンク銀行の筆頭株主になったことが3月30日、明らかになった。成長率の高い金融事業をグループに取り込み、収益性の向上を図る狙いだ。
GMOインターネットは、3月24日にイーバンク銀行の株式7500株を取得した。従来保有していた3万918株と合わせると、イーバンク銀行への出資比率が6.45%となり、法人として筆頭株主となった。
また、GMOインターネットとオリエント信販、イーバンク銀行の3社は、3月30日付けで、資本・業務提携することに合意した。これにより、イーバンク銀行は今後、オリエント信販への出資を検討する。
イーバンク銀行は、GMOインターネットグループに同銀行が提供する決済サービスの導入を促す。また、GMOインターネットグループの顧客基盤を使って、口座数の拡大を目指す。
オリエント信販は、イーバンク銀行の決済インフラを利用して、オリエント信販の発行するクレジットカード業務と消費者ローン業務の効率化を図る。
GMOインターネットはイーバンク銀行に対し、社外取締役を1名派遣する予定だ。またイーバンク銀行は、将来的にGMOインターネットグループに取締役候補者を派遣する。
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