Hewlett-Packard(HP)は米国時間2月12日、携帯端末「iPAQ」を扱う部門を新設し、これらの製品の開発をノートPC部門から分離する計画を発表した。
新設部門の責任者に就任するDave Rothschildは、これまでSun Microsystems、Pixo、 Netscapeの各社で働いてきた経験の持ち主で、HP Personal Systems GroupのエグゼクティブバイスプレジデントTodd Bradleyの配下に置かれる。これまでは、Mobility Business Unitを率いるTed Clarkが、ノートPCとiPAQの開発を統括していた。同氏は今後ノートPCの開発だけを受け持つことになると、同社はプレスリリースのなかで述べている。今回の組織再編で、Personal Systems Groupは、携帯端末、ノートPC、デスクトップPC、ワークステーションのそれぞれを担当する4つの部門から構成されることになる。
PDA帯端末の売上が減少するなかで、HPはCompaqの買収で手に入れたiPAQの開発を継続している。PDAの出荷台数はここ数年低下を続けているが、Palmの「Treo」やHPの「iPAQ hw6500」など、音声通話機能や連絡先、カレンダー、ネット接続機能の付いたモデルの販売は好調に推移してきている。
HPは現地時間12日にスペインのバルセロナで開かれた「3GSM World Congress」で、新カテゴリーの製品となる無線携帯端末のシリーズを発表した。このシリーズには、Microsoftの新しい電子メールソフトが搭載されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス