高級宿泊予約サイト運営を手掛ける一休は1月24日、大型ディスプレイでの街頭広告映像放映を手掛けるベンチャー企業、都市情報映像に総額4000万円を投資すると発表した。
500万円を出資し、発行済み株式の約12.2%に相当する100株を取得するほか、転換社債型新株予約権付社債3500万円分を引受ける。払込み日はいずれも1月27日。
投資理由として、都市情報映像が4月から開始する街頭広告サービス「スマートビジョン(仮称)」が事業として有望なこと、一休が運営する高級ホテル/旅館限定の宿泊予約サイト「一休.com」への新たな消費者誘導手段になりうることなどを挙げる。
同広告サービスは、赤外線通信装置や非接触IC対応機器などを内蔵した大型ディスプレイに、ウェブサイトの広告映像を表示。広告を見た消費者の要望に応じ、携帯電話機などにウェブサイトのURLやクーポンを配信する。
一休では、低廉な広告料金設定と、消費者にとっての利便性の高さを評価。今後は同サービスとの連携により、自社電子商取引(EC)サイトの販売促進を進めるとしている。
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