2005年もIT業界では数々のニュースがありました。昨日は1年間で最も読まれたCNET Japanの記事トップ15をご紹介しましたが(関連記事)、本日はCNET Japanの記事の中で最も重要な2005年の記事をご紹介します。
とはいえ、記者が勝手に「これが重要だ」といっても説得力に欠けるかもしれません。そこでCNET Japanが誇る技術部隊が総力を挙げて、2005年に掲載した記事の文章の中から重要と思われる単語を抽出し、その単語が多く含まれる記事を重要と判断することにしました。
具体的には、TF IDFと呼ばれるアルゴリズムを利用しました。まず、2005年にCNET Japanに掲載された記事の文章をすべてMeCabという形態素解析ツールを使って単語ごとに分け、最も多く登場する単語をランキングにしました。同時に、Yahoo! 検索Webサービスを使って、Yahoo! 検索における各単語の検索結果の件数も調査。この2つの値が大きい単語を重要語として、四半期ごとに500語ずつ選びました。
続いて、それぞれの記事中にこの重要語が何種類含まれているかを調べました。含まれる種類が多いほど、より重要な記事と判断しています。
では、四半期ごとに結果をご紹介していきましょう。記事のタイトルだけでなく含まれる重要語の一覧や、ショートサマリーも併せてご覧下さい。なお、重要度が高い単語ほど大きく目立つようにしています。
第1四半期(1〜3月):オープンソースを味方につける大手IT企業
第1四半期は、IBM、Sun Microsystemsを初めとした大企業がオープンソースシステムを味方に、Microsoftに対抗する姿勢がはっきりと表れました。一方、Microsoftが注力するのはXboxを筆頭としたホームネットワークとエンタテインメントの世界。この頃はまだ新型Xboxの名称が明らかにされておらず、「Xbox2」と呼ばれていました。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス