第3四半期(6〜9月):ウェブの覇権は誰の手に?
第3四半期で目立ったのは、ウェブ上の覇権をめぐる争いです。MicrosoftがMSNの検索APIを公開するなど、ウェブ戦略の強化を進めています。一方、Googleは元Microsoft検索技術担当バイスプレジデントであるKai-Fu Leeを招請して中国市場の開拓に乗り出しました。これにはMicrosoftが激高し、LeeとGoogleを訴えることに。結局12月25日に和解したのですが(関連記事)、両社の戦略が正面からぶつかることを象徴すると言えるでしょう。