グリーは7月8日、グロービス・キャピタル・パートナーズの運用するファンドを割り当て先とした第三者割当増資を行うと発表した。増資による調達額は約1億円。グリーではこのうち5000万円を資本金として新たに組み入れ、資本金を6000万円とする。
グリーでは現在、ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」を運営しており、5月27日に開始したフォトアルバム機能や6月29日に開始したモバイル版など、サービスを拡充してきた。今回の増資は、こうしたサービスを加速させるほか、人員体制の強化やシステムの増強を行うためのものだ。
今後予定している具体的なサービスについてはコメントが得られなかったが、グリー取締役副社長の山岸広太郎氏は、「まずはモバイル版の開発を更に進めたい。人員については、現在の正社員数3名から30名程度にまで拡充したい」としている。
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