米Hewlett-Packard研究所のシニア・フェローでパーソナルコンピュータの父とも呼ばれるアラン・ケイ氏が来日し、同氏が開発したプログラム環境の「Squeak」を授業で利用している東京都内の小学校を6月20日に見学した。
ケイ氏はパーソナルコンピュータの概念を最初に提唱した人物だ。Squeakは開発環境のSmalltalkを改良し、発展させたもので、子どもでも簡単にプログラミングができるようになっている。
今回ケイ氏が訪れたのは杉並区立和田小学校だ。日本ヒューレット・パッカードはコンピュータ教育プログラム「アラン・ケイ プロジェクト」の一環として、2004年3月にノートPCやデスクトップPC、プリンタなど約140台を和田小学校に寄付している。同校はこのPCを使って小学校5年生と6年生の総合学習の時間にSqueakを使ったプログラミングの授業を行っている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス