Microsoftは米国時間17日、中小企業向けのソフトウェアを販売するMicrosoft Business Solutions(MBS)グループの新しいシニアバイスプレジデントを探していることを明らかにした。
同部門の収支について責任を負ってきたMBSグループ担当シニアバイスプレジデントDoug Burgumが、同部門の統括責任者に就任する。これを受け、Microsoftは同部門の収支を管理する責任者を新しく迎え入れる意向だ。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmerは、社員に宛てた電子メールの中で、Burgumの功績とMBSの業績を称賛した。MBSは赤字部門ではあるものの、ここ数年は売上を確実に伸ばしている。
「MBSビジネスは2005年、非常に良いスタートを切った。また、ソフトウェアを飛躍的に進歩させ、パートナーとの関係を強化し続けてきたわれわれの努力の成果が見え始めてきた」とBallmerの電子メールには書かれていた。
同社によると、Ballmer、Burgum、そしてMicrosoft Business DivisionのプレジデントであるJeff Raikesが、新しい責任者の選任にあたるという。Microsoftは、次期責任者のオフィスをワシントン州レッドモンドの本社に置きたいと考えている。Burgumのオフィスはノースダコタ州ファーゴにあった。
BurgumはMicrosoftのウェブサイトに掲載されたQ&Aの中で「われわれは社内外で大々的な人材探しを行っている」と述べ「新リーダーが来るまでは、私がMBSを動かしリードし続ける」と付け加えた。
Burgumは、2006年6月締めの今年度末までは、同部門の業績について責任を負う。Microsoftは次期バイスプレジデントを2006年春までに決めたいと考えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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