「iPhone 4」のアンテナ問題に関して、バンパー以外の解決策は用意されているのだろうか。あるアナリストによると、別の解決策が用意されているという。
Rodman & RenshawのアナリストであるAshok Kumar氏は米国時間7月15日午前に送信されたメモの中で、長期的な解決策は機械部分に関するものだと述べた。「われわれがサプライチェーンを調査したところ、Appleがトランシーバモジュールをより効果的に防護するために、iPhone 4の設計の修正に着手していることが分かった」(Kumar氏)
しかし、Appleが既存のiPhone 4ユーザーのためにこの修正を実装する方法や時期は不明だ。
iPhone 4が6月24日にリリースされて以来、一部のiPhoneユーザーは、同デバイスの左下部分を手で直接覆うようにして本体を握ると、受信電波が弱くなったり、通話が切れたりすると不満を訴えている。
Appleはアンテナ問題の存在を認めているが、それはソフトウェアの問題だと述べている。ユーザーに対し、本体の持ち方を変えることも勧めた。さらに同社は、アンテナ部分を手で直接覆ってしまうことを避けるために、29ドルのゴム製バンパーを購入して、本体に装着することも推奨した。
Appleは7月16日に記者会見を予定しており、このアンテナ問題について説明するとみられている。
15日にAppleにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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