DeNAとNTTドコモが合弁会社設立、課金型UGCサイトを運営へ

永井美智子(編集部)2009年11月24日 19時04分

 ディー・エヌ・エー(DeNA)とNTTドコモは11月24日、合弁会社を設立することで合意し、合弁契約を締結したと発表した。ユーザーがコンテンツを投稿するUGC型のモバイルサイトを月額課金で運営するという。

 具体的には、小説やイラストなどの投稿サイトとなる見通し。ただし「詳細はまだ決まっていない」(DeNA広報)とのことだ。DeNAが持つモバゲータウンなどの運営で培ったノウハウやシステム開発力、コミュニティサービスの展開力と、NTTドコモのiモードにおける集客力や課金の仕組みなどを組み合わせるとしている。

 NTTドコモと組んだ狙いについて、DeNAでは「NTTドコモは圧倒的な集客力があり、ターゲット層も広い。モバゲータウンは若年層が多いが、新会社ではより広い層に向けたサービスを提供する」としている。今回の話は2009年初頭から、両社が共同で何かできないかと話し合った中で生まれたとのことだ。

 新会社は出資金16億円(うち資本金8億円、資本準備金8億円)で、DeNAが70%、NTTドコモが30%出資する。代表者にはDeNA執行役員の池田純氏が就任し、従業員は10名。設立時期は2010年4月の予定で、2010年上期中に新サイトの運営を開始する。なお、新社名は未定となっている。

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