Microsoftのスマートフォン向けアプリケーションストア「Windows Marketplace for Mobile」の提供が開始されたのは2009年10月だ。Googleの「Android Market」と同じように、当初は「Windows Mobile 6.5」を搭載するスマートフォンユーザーがアプリケーションを探して購入できるのは端末からに限られていたが、Microsoftは今回、携帯向けストアと同様のオンラインサイトを開設した。
「iTunes」に設けられている「iPhone」向けアプリケーションストア「App Store」や、「BlackBerry」向けアプリケーションストア「App World」と同様に、Windows Marketplace for Mobileのオンラインサイトでも、人気の高さや新着順のリストでアプリケーションを閲覧し、検索し、探し出すことができる。スクリーンショット、評価、バージョンなどは製品ページで確認可能だ。BlackBerryのApp Worldと同じように、オンラインカタログからアプリケーションを選択し、Windows Marketplace for Mobileを通じてユーザーのスマートフォンにインストールできる。
Windows Marketplace for Mobileのオンラインサイトでは、ダウンロードする新しいアプリケーションを探すだけでなく、ユーザーのダウンロード履歴やアカウント設定を調整する管理ウィンドウを設けることが可能だ。
開発者なら、コミュニティーリソース、ブログ投稿、今後予定されているイベントリストなどを含む別途のポータルを閲覧できる。大手モバイルプラットフォーム開発者の中で、Microsoftはアプリケーションストアのソリューション実施に最も手間取ったが、オンラインカタログを掲載するサイトを迅速に仕上げている点は評価できる。今後Microsoftが取り組まなければならないのは、Windows Mobileの従来版を使用している端末ユーザーもWindows Marketplace for Mobileを利用できるようにすることだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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