RSAセキュリティは5月21日、同社のリスクベース認証製品「RSA Adaptive Authentication」を機能強化したと発表した。新たに携帯電話をはじめとするモバイル機器の認証に対応した。
RSA Adaptive Authenticationは、リスク判定要素の一例として、インターネットのIPアドレスやブラウザに保存されるCookie情報を用いる。しかし、モバイル機器は移動するため、IPアドレスが頻繁に変化する。また、携帯電話のブラウザは機種によってCookie情報を保存できないという問題があった。このため、モバイル機器特有の情報を基にリスク判定をする機能を今回加え、セキュリティリスクをスコア化できるようにしたという。
RSAセキュリティではこの製品を、インターネットサービスを提供する金融保険業やショッピング、オークション、ゲームなどの商用サイトを展開する事業社に提案し、今後3年間で150社以上の採用を目指す。
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