ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2、旧:アッカ・ワイヤレス)は4月1日より、ソフトバンクモバイルの携帯電話ネットワークを利用した、法人向けMVNOデータサービス「Wi2 Mobile」の提供を開始する。専用データカードを利用して、全国でインターネット接続ができるというものだ。
また、会議室向けソリューション「Wi2 Biz」の提供も開始する。Wi2 Bizは、Wi2 Mobileとモバイルルータを組み合わせたサービスで、WPA/WPA2(802.11i)に対応した無線LAN環境が構築できる。「社内ネットワークとは別に、会議室や展示会場で無線LAN環境の構築が必要な企業や、見本市などで無線LAN環境を不特定多数の来訪者に一定期間提供するケースなどの需要を見込んでいる」(Wi2)としている。なお、Wi2MobileおよびWi2 Bizは、代理店を中心に販売するとのことだ。
モバイル端末ユーザー向けには、Wi2 MobileとWi2の無線LANサービスプラットフォーム「Wi2 300」を組み合わせたサービスを提供する。モバイル端末を利用して、Wi2 300のサービス提供エリア内では無線LANによるインターネット接続、エリア外ではWi2 MobileによるMVNOサービスが利用できる。
料金は、Wi2 Mobileの初期事務手数料が2700円、月額利用料が5480円(いずれも税別)で、2年契約が条件になる。Wi2 Bizは、Wi2 Mobileの料金に別途モバイルルータの料金を加算する。モバイルルータの販売価格は3万円前後の予定で、レンタルサービスも検討しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」