Googleアプリケーションを利用するたびにブラウザをいちいち起動させるのが不満な「Windows Mobile」ユーザーは、やっとこの習慣から解放される。Googleは米国時間2月18日、「Google Mobile App」がWindows Mobile搭載携帯電話にも対応したことを発表した。
利用するには、Windows Mobileのホーム画面からGoogleのモバイル用アプリケーションに直接アクセスするためのプラグインをダウンロードする。プラグインの提供は無料。Google Mobile Appでは画面の3分の2ほどを占める検索ボックスの横に「Gmail」「Picasa Web Album」「Google Docs」などを開くためのサムネイルアイコンが並び、これらをクリックするとデフォルトのブラウザからそれぞれのサービスにアクセスできる。「Google Maps」アイコンは例外で、地図やナビゲーションを表示するアプリケーションからアクセスする。
Windows Mobile版は、BlackBerry版やiPhone版と同じように検索の履歴や候補を表示する。またBlackBerry版やiPhone版と違う点は、同アプリケーションが全画面を占有しないことだ。プログラムメニューから起動しても、細長いウィンドウとして画面上に表示される。
端末によっては、同アプリケーションをホットキーに割り当てることで、プログラムリストからアプリケーションを起動して検索を開始する手間を省略できるようになっているなど、Windows Mobile版には時間節約のためのいくつかの工夫が加わっている。そのため、モバイルアプリケーションを帯状に表示することは、大きな利点である。これにより、Windows Mobile携帯電話を持つユーザーは、迅速に起動する参照リソースとしてGoogleのモバイルアプリケーションを利用できる。
Windows Mobile搭載スマートフォンおよびPocket PC向けのGoogle Mobile Appは、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、ドイツ、スペインで利用可能である。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」