Palmは米国時間1月8日、携帯端末分野における地位を取り戻すための重要な一歩として、新たに「Palm Pre」を発表した。
Palm Preはスライド式キーボードを備えたタッチスクリーン携帯電話で、待望の新しいOS「WebOS」(開発コード名「Nova」)を搭載している。
SprintがPreの独占キャリアとなるが、Bluetooth、Wi-Fiに対応し、3.1インチディスプレイ、GPS、8Gバイトのストレージを備えている。PalmはPreの価格を発表していないが、2009年前半に発売を予定しているという。
Appleの「iPhone」と同様に、Preもスライド式キーボードを閉じると表面のボタンは1つだけだ。iPhoneと同じように、スクリーンに表示されているものはすべて、表面に触れた指を動かすことで操作できる。ホームスクリーンの下部には、電話、電子メール、カレンダーなど、頻繁に使う4つの機能がアイコンとなって表示されている。
iPhoneと違うのは、前述のようにスライド式キーボードを備えていることだ。またPreには、アプリケーションが利用するバックグラウンド通知システムが用意されているようだ。Appleは、ユーザーが別のアプリケーションを使っているときにバックグラウンドのアプリケーションから通知を出せるようなシステムの搭載を約束していたが、同社が設定した2008年9月という期限は過ぎてしまっている。
価格、アプリケーションの配布方法、バッテリ持続時間、マルチメディアのサポートなど、Preに関するさらに詳しい情報が出てくるのを期待して待とう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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