ネットサービスと連携するゲーム--開発・共有サービスも登場

原田和英(アルカーナ)2008年12月25日 06時00分

 12月17日に上場したグリー。同社のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」は釣りやペット育成といったゲームをでも多くのユーザーを引きつけている。そしてご存じ、ディー・エヌ・エー(DeNA)の「モバゲータウン」もSNSとゲームにより多くのユーザーを集めている。1年ほど前からはミクシィもmixiモバイルでゲームを展開している。

 こうみるとゲームはウェブサービスに人を集める1つの原動力になりつつあるといっても過言ではない。

 前述のゲームはモバイルサービスと連携したものだが、ネットとゲームの関わりは非常に深い。PCでは、古くは1990年代に発売された「ウルティマオンライン」をはじめ、「ディアブロ」や「エヴァークエスト」「ウォークラフト」などMMORPGを中心としてオンラインゲームが多くのユーザーを集めている。

 また、コナミの「ときめきメモリアル」に代表される恋愛シミュレーションゲームは1980年代からPCやコンシュマー向けのゲーム機で発売されている。しかし最近では、こういったゲームの要素を持つSNS「ウェブカレ」なども登場し、ゲームとネットの融合という意味では新しい展開を見せている。

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