イー・モバイルは12月4日、HTC製のスマートフォン「Dual Diamond(S22HT)」を12月20日より発売すると発表した。
カラーはブラックとパールホワイトで、ブラックのみが12月20日より発売。パールホワイトの発売日は未定だが、遅くとも2009年1月には発売するという。
Dual Diamond(S22HT)は幅約42mmのスリムなストレートケータイだ。デュアルキーボードを搭載したスマートフォンとしては国内最小という。重さは約140g。液晶は2.4インチのQVGA TFT液晶を搭載する。
OSはWindows Mobile6.1 Standard Editionで、ケータイに近い操作性が特徴だ。本体全面の10キーと本体をスライドして使用するQWERTYキーのデュアルキーボードを搭載しており、シーンによって使い分けられる。タッチパネルには対応していない。
イー・モバイル 執行役員副社長の阿部基成氏は、タッチパネルを採用しなかったことについて、「Diamondシリーズの第2弾。HTCの端末の中でいろいろチョイスをできたが、小さいものが欲しかった。ニーズが広がるのではないかと考えた。タッチパネルは搭載していないが、2.4インチのサイズでタッチパネルは使いづらいと思う」と語った。
7.2Mbpsの高速データ通信に対応し、PCモデムとしても使用可能だ。絵文字にも対応したケータイメール(EMnet)も使える。Bluetoothに対応するが、GPSは搭載していない。
初期費用は、イー・モバイルオンラインストアの場合、契約期間に制限がない料金プラン「ベーシック」が6万2980円、2年契約の「新にねん」の場合は3万8980円となる。
また、すでに発表済みのシンプルケータイ「E.T.(H12HW)」も12月20日より発売することを明らかにした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」