専業主婦は着うたや着うたフル、着信メロディを最もよく利用する一方、1カ月に支払うコンテンツ情報料の金額はほかの職業に比べて少ない――ドコモ・ドットコムの調査から、このような実態が明らかになった。
これはドコモ・ドットコムが11月26日に発表した「ライフスタイル別、iモードユーザー利用実態調査」の結果によるものだ。
調査は国内に住んでいる15歳から49歳のNTTドコモユーザーで、直近1カ月以内にiモードを利用した人を対象にインターネット上で実施した。ヤフーバリューインサイトの調査パネルを利用しており、有効回答者数は3570名となっている。
最も利用している有料のiモードのジャンルを尋ねたところ、「着うた・着うたフル・着信メロディ」と答えた比率が最も多いのが専業主婦の32.7%だった。なお、パートやアルバイトの場合は28.3%、学生は22.0%、社会人は20.5%だった。
逆に、「ニュース・スポーツ・天気予報」というジャンルでは、社会人が23.7%と最も多く、専業主婦は11.6%と最も少なかった。このことから、ドコモ・ドットコムでは「専業主婦はテレビなどほかのメディアに接触する機会が多いため、『ニュース・スポーツ・天気予報』にはお金をかけず、代わりに音楽系のコンテンツを有料利用する」「社会人は、テレビなどのメディアに接触する時間がないのを『ニュース・スポーツ・天気予報』の有料利用でカバーしている」と結論付けている。
また、1カ月に支払うiモードコンテンツの情報料の平均額は、社会人が603円と最も多かった。パートやアルバイトは566円、学生は513円で、専業主婦は最も少ない466円となった。
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