ソーシャル家計簿や音声URL--次世代モバイルサービスコンテスト、5組の優秀プランを公表

永井美智子(編集部)2008年11月04日 15時00分

 三井物産の子会社で、日本やアジア向けに投資しているエム・ヴィー・シーは11月4日、同社が開催している次世代モバイルプラットフォーム向けのサービス、ソフトウェアに関するコンテスト「三井ベンチャーズ i*deal Competition」について、優秀プラン5件を選定したと発表した。

 このコンテストは、iPhoneやAndroidといった次世代モバイルプラットフォーム上で稼動する新しいサービス、ソフトウェアの開発プランを募集したもの。アイデアの新奇性や将来性を重視している。

 今回、一次選考により選ばれた優秀プラン5件を発表した。その内容は以下の通り。

  • サウンドコード 事業化チーム(代表者:鈴木浩司)
     「“サウンドコード”と呼ぶ、符号化された音声により簡単に低コストでモバイルにURLを伝達する手段」
  • ジオモバ(代表者:十倉伸太郎)
    「GPSを利用した公共交通機関の利便性を向上させるソフトウェアとサービス」
  • チーム・クラウドマーケット(代表者:丸山不二夫)
    「クラウド上のマーケットサービス Multi-Modal Meta Market(M4)」
  • dropping, Inc(代表者:徳山知永)
    「Penny - 携帯端末で動作する事、直感的なUI、学習機能、GPSとネットワークを活かしたソーシャル家計簿/生活ログソフト及びWebサービス」
  • P&K(代表者:平出心)
    「Ring Back Web(RB Web)」

 今後、この5件の応募者は、事業化の可能性を追求したプランの具体化と、最終選考会での公開プレゼンテーションに向けた準備を進める。三井物産のベンチャー投資部門である三井ベンチャーズが、技術面および事業面での実務的なアドバイスを提供する。

 最終選考会は2009年1月20日に開催する予定で、プレゼンテーションをもとに最終選考し、最優秀プランを決定する。

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