監査法人トーマツは10月9日、技術系ベンチャー企業の増収率ランキングである「第6回デロイト トウシュ トーマツ日本テクノロジーFast50」を発表した。コンビニや銀行窓口などを通じた代金回収サービスを手がけるウェルネットが1053%の成長を達成し、1位になった。ランキング調査は6回目だが、地方企業がトップになったのはこれが初めて。
ウェルネット取締役の宮澤一洋氏は表彰式の席上、1位になった感想を求められ、「インターネットというフィールドならではのこと。私どもは1996、7年という早い時期からからネット事業を始めた。楽天より規模が大きかった時期もある。大きく差はついたがその後も歩みを止めずに続けてきた結果だと思う」と話した。
2位は877%成長だったビックタウン。ECやモバイルに特化したインターネット広告代理店で、EC用の商材卸や転職支援・人材派遣なども展開している。3位には846%のアイアンドエーエスが入った。インターネット上でオンライン会計・給与計算システムなどのASPサービスを手がけている。
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