KDDIおよびKDDI研究所は9月25日、携帯電話の端末内で音声認識処理ができる「声de入力 ローカル音声認識タイプ」を開発したと発表した。
これまでau携帯電話に搭載していた分散型音声認識機能「声de入力」は、携帯電話側で音声の特徴情報を抽出してIP網経由でサーバ側に送信し、サーバ側で音声認識処理をしていた。声de入力 ローカル音声認識タイプはこれを拡張し、携帯電話端末のみで処理できるようにしたもの。これまで携帯電話端末単体では数十単語程度しか認識できなかったが、声de入力 ローカル音声認識タイプでは数千語の認識が可能だ。
声de入力 ローカル音声認識タイプを活用すると、携帯電話に搭載されている機能やアプリを音声で呼び出せるほか、電話帳の検索、ダイヤルなどができるようになるという。
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