KDDIは、NFC(Near Field Communication)と呼ばれる非接触通信機能を搭載した端末と、各種のサービスアプリケーションを搭載できるUIM(SIM)カードを試作した。
この試作機を使って実験したところ、国際標準ISO/IEC14443タイプA/Bに準拠した国際クレジットブランドの仕様に基づく、複数の非接触クレジット決済アプリケーションが携帯電話上で正常に動作した。UIMカード上にサービスアプリケーションを搭載することで、機種変更をしてもカードを差し替えるだけで同じサービスを継続して利用できるようになる。
なお、タイプBは住民基本台帳カードや運転免許証、パスポートなどで採用されており、タイプAはたばこの自動販売機で使われるtaspoなどで採用されている。KDDIは、これらの公的カードと携帯電話との連携の可能性を今後検討していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス