米Yahooは米国時間9月10日、コミュニケーションやソーシャルネットワーキング利用の集約を図れる、新たな無料のiPhone向けアプリケーションのプレビュー版「Yahoo! oneConnect preview for iPhone」をリリースした。
YahooのConnected Life担当エグゼクティブバイスプレジデントであるMarco Boerries氏は、サンフランシスコで開催されたCTIA WIRELESS I.T. & Entertainment 2008での講演で、「OneConnectによって、お気に入りの人物とのコネクションを、だれもが常にキープできるようになる。これは、ソーシャルコネクションを実現するアドレス帳なのだ。ついにこのアドレス帳を提供することが可能になった」と語った。
Yahooは、モバイルインターネット利用の成長の波に乗るため、より多くのアプリケーションをさまざまなモバイルデバイス向けにリリースし、Googleや他の企業に対抗しようとしている。「Yahoo! oneSearch」や「Yahoo! Go」といった、以前にYahooがリリースしたアプリケーションは、Gmail、検索、地図などのGoogleアプリケーションと競合するものとなった。
Boerries氏によれば、OneConnectの「Pulse」機能では、「友人と関連した、あらゆるものの活用が可能になり、Facebook、MySpace、Bebo、Last.fmなど、主なソーシャルネットワークには何でも対応して、1つの統合画面で」ニュースフィードの提供が行われるという。
これと関連する「Favorites」機能では、とりわけユーザーの親しいサークルの中で、少数の人々を選んで、現状をリアルタイムに把握し、スピーディーなコンタクトを取ることが可能となる。
別の特徴としては、インスタントメッセージング(IM)、SMSメッセージ、電子メールの統合ハブとしての機能提供がある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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