ソフトバンクモバイル代表取締役社長の孫正義氏は、iPhone 3Gを法人向けに無料提供する計画を明らかにした。1社5台限定だが、3カ月間本体のほか、月額通信料、通話料を含め、すべて無料で貸し出す。
これは9月9日に開催された、同社の法人パートナー向けイベント「Softbank Summit 2008」の中で明らかにしたもの。このイベントに参加した企業を対象に実施する。イベントはiPhoneの導入を検討している大企業などを中心に約1500社が参加したといい、仮にすべての企業が5台ずつ申し込んだとすると、7500台を3カ月間無料で提供することになる。
この狙いについて、同社広報は「法人の方々にもっとiPhone 3Gを知ってもらいたいため」と説明する。iPhone 3Gの国内販売台数は明らかになっていないが、20万台程度との推測もあり、発売直後の勢いがなくなっているとの指摘がある。ソフトバンクモバイルは大規模かつ長期的な契約が見込める法人向けに、積極的にiPhone 3Gを売りこむ考えだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス