「Android Guys」ブログは、T-Mobileから間もなく発売が予定される、「T-Mobile G1」のコードネームが付された「Android」搭載携帯電話の設計図を掲載した。
掲載された画像は、ブログ上に出回っている、他のどのモックアップよりも詳細な情報を伝えている。
設計図から明らかになった興味深いニュースの中に、携帯電話の底部に傾斜がつけられて、そこにトラックボールが搭載されている点が挙げられる。また、フル装備のQWERTYキーボードや、絶妙の間隔で配置されたボタンも装備されている。Android Guysは、このデザインが、最近リリースされた「Sidekick」を連想させる仕上がりであり、高い満足度の評価を与えている。
「Android Community」ブログは、この設計図から、携帯電話本体のサイズを計測し、「HTC Dream」の別名でも知られるT-Mobile G1の厚さが、約0.64インチ(16.35mm)となることを明らかにした。フリップ開閉型のディスプレイを装備していない、Appleの「iPhone」の厚さは12.3mmである。G1の液晶画面サイズは、iPhoneの3.5インチディスプレイにも匹敵する大きさとなっているようだ。
さらに、設計図によれば、G1には「メニュー」ボタンも備わっており、おそらくはGoogleの各サービスを起動するために用いられることになりそうだ。
HTC製のG1は、10月にT-Mobileのネットワーク上で広く利用可能となる予定で、GoogleのAndroidオペレーティングシステムを用いた初の携帯電話になる。Android搭載携帯電話を巡るうわさは、その発表を予想して、ここ数カ月間ずっとインターネット上で持ちきりだった。
G1は、399ドルの販売価格となる見込みで、T-Mobileと2年契約を結ぶならば、約150ドルで購入可能となる。あるブログは、G1の発売日が2008年10月13日となり、T-Mobileユーザーに対しては、9月17日より先行予約が受け付けられると伝えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」