7つの新たな携帯電話がLiMo Foundationの認証プロセスを通過した。また、新たに数社が同団体に参加した。
Motorola、Panasonic、NECの新しい携帯電話は「LiMo Platform Release 1」を搭載した最新の製品となる。「LiMo Platform Release 1」は携帯電話キャリア、携帯電話メーカーなどが共同開発したLinuxベースの携帯電話向けオペレーティングシステム(OS)である。Panasonic、NECの携帯電話は日本でNTTドコモから発売される見込みとなっている。
現在、世界中で21機種の携帯電話にLiMoソフトウェアが搭載されている。大半がアジアだが、米国でもMotorolaの「Rokr E8」など、数は少ないが販売されている。LiMoの狙いは、携帯電話のメーカーおよびキャリアへ最新の携帯電話を生み出すのに必要な基盤を提供し、なおかつ双方の要望に合わせて、携帯電話のルック&フィールを自由にカスタマイズできるようにすることである。
市場大手であるSymbianのオープンソースモデルを取り入れる決定、年内に見込まれているGoogleの「Android」ソフトウェアの登場など、今はLiMo Foundationにとって興味深い時期だ。LiMo Foundationのメンバーの多くは他の団体のメンバーでもあるため、LiMo Foundationの将来のソフトウェアリリースの取り組みに関して、おもしろい議論が行われる可能性がある。
また、LiMoは米国時間8月4日、半導体メーカーのFreescale、PacketVideo、Telecom Italiaを含む11社が新規に参加し、プロジェクトの参加企業が50社となったことを発表した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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