goo、モバイル検索の結果表示を利用シーンごとに変更

　NTTレゾナントとNTTは7月7日、携帯電話向け総合検索サイト「モバイルgoo」で、複数カテゴリの検索結果を利用シーンごとに自由に並べ替えて表示できるカスタマイズ機能の実験を開始した。

　モバイルgooでは、2007年12月から、「画像」「動画」「ぴったりgoo（オフィシャルサイト検索）」「Wikipedia」「ニュース」「ブログ」「教えて！goo（Q&Aコミュニティ）」「商品」「携帯サイト」「歌詞」「着うた」「着うたフル」「着メロ」「占い」「ランキング」の15カテゴリの専門情報検索サービスの検索結果を一括表示する実験サービスを実施している。

　今回の実験では、利用シーンに合わせて必要な検索カテゴリとその表示順序を設定することで、必要とする情報のみを自由な並び順で一度に検索結果として表示できるカスタマイズ機能を提供する。

　「外食をする」「買い物をする」などの利用シーンごとに、検索結果表示パターンを「シナリオ」として複数設定することもでき、必要なときに必要な情報のみを入手することができる。

　実験期間は2009年6月30日までを予定しているが、年度内での早期商用化も目指す。

　今後は、ユーザーの設定情報を分析することで、目的や検索キーワードに関連の深い検索カテゴリを抽出し、カスタマイズを選ばないユーザーに対してもより適合した検索結果を表示できるようにするとしている。