米国時間6月8日付けのSan Francisco ChronicleにMicrosoftのEntertainment & Devices担当プレジデントRobbie Bach氏のインタビューが掲載されている。それによると、Microsoftは現在、「iPhone」と対抗するための「Zuneフォン」を開発する計画はないという。
Appleは、米国時間6月9日からのWorldwide Developers Conferenceで、新型iPhoneを発表すると噂されている。そんな中、「Xbox」、Zune、「Windows Mobile」の責任者が、San Francisco Chronicleの取材に応じ、Windows Mobileの成功に対する自信をのぞかせた。
同氏はSan Francisco Chronicleで「(Microsoft製品の方が)iPhoneより多く売れるだろう。そして、BlackBerryにも勝つだろう」と述べている。
「自分達は電話を製造しない。製造する計画もない。われわれは、電話はとても個人的なものという信念に基づき、取り組んでいる。人はそれぞれ異なるタイプの電話を求めているはずだ。この傾向は続くと思っており、Windows Mobileはさまざまな好機をとらえるに相応しい、素晴らしい位置にある」(Bach氏)
Bach氏はまた、電話機能は、スマートフォンの成功を構成する要素の1つでしかないと続けた。
「ブラウザ、音楽にビデオ・・・それから、電子メール、テキストメッセージ、写真などの要素もある」(Bach氏)
モバイルブラウジングに話が及ぶと、Bach氏は、モバイルウェブブラウジング分野の広告ビジネスで成功を収められていないことについて、今も取り組みは進行中だと述べる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」