モバイルファクトリーは5月29日、セカンドライフ内のモバイルファクトリー施設で実施した、「セカンドライフユーザーの携帯電話の利用状況調査」の結果を発表した。
2007年12月より、SUNがモバイル端末向けの閲覧アプリケーション「Tokyo ZERO番地モバイル」を提供し、モバイルからの利用も可能になったSecond Life。今回の調査は、モバイル端末を利用するSecond Lifeユーザーに向けて実施されたものとなる。
調査の結果、携帯電話の利用状況として、毎月の携帯電話の利用料金は「3000円から1万円未満」が55%と半数以上を占めた。携帯電話での商品購入の頻度は「購入したことがない」が71%で、ほとんどのユーザーが携帯電話での商品購入の経験がないことがわかった。
携帯電話の利用目的については「仕事とプライベート」が35%と、最も多いものの、「主にプライベート」が26%、「プライベート」が19%となっており、プライベートに比重を置いて利用していることがわかった。
また、携帯電話版セカンドライフに求めることについては、68%が「コミュニケーション」と回答した。携帯電話版セカンドライフに求める機能は「音声チャット」という回答が46%という結果となった。ユーザーは携帯電話というデバイスならではの手軽な音声コミュニケーションを望んでいることがうかがえる。
調査は、2007年12月27日から2008年1月31日までの4週間、モバイルファクトリーがSecond Life内で提供する「SL:Research」において選択式アンケートのかたちで実施したもので、480名の有効回答数を得た。
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