MicrosoftのLive Mesh計画に近い筋の情報によると、同社は今週にも、米国の1万人のテスターを対象としたプリベータ版である「技術プレビュー」を開始するという。
Live Meshの重要な機能はファイル同期といわれている。だが、この情報筋によるとそれだけではないようだ。開発者はLive Mesh向けにアプリケーションを作成でき、Live Mesh向けに書いたアプリケーションは、複数の端末からアクセスできるという。
Live Mesh向けのもう1つの特徴が、Microsoft製品以外とも連動する点だ。「複数のブラウザ」で動く、とこの情報筋は明かした。当初は「Windows XP」と「Windows Vista」ベースのPC、「Windows Mobile」ベースの携帯端末に限定されるが、MicrosoftではMac、Windows Mobile以外の携帯電話、さらにはMP3プレーヤーなどの端末にも拡大していく意向だという。
Live Meshはまた、ユーザーが自分の端末と情報を結びつける以外の役割も果たす。ユーザーは友人を招待して、自分のMeshを共有できるようにしていくともいう。
Ray Ozzie氏が最初にLive Meshについての話をしたのは、3月開催されたイベント「Mix '08」でのことだ。
Microsoftは今週開催される「Web 2.0 Expo」イベント、それから4月24日に予定されているイベントでも、Live Meshについて詳細を発表する計画だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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