Googleの携帯電話プラットフォーム「Android」と、そのコンソーシアム「Open Handset Alliance」(OHA)が2007年11月中旬に発表されて以来、携帯電話業界を著しく変容させる可能性について期待が高まってきたが、実際のところは、このソフトウェア開発キット(SDK)を取り巻くコミュニティーやコードは、まだ発展途上の段階にあり、あまり多くの発表は出てきていない。
だが、Opera Labsは現地時間4月10日、Androidプラットフォームに対応する、モバイル機器向けに設計された人気のあるブラウザ「Opera Mini」のテクニカルプレビュー版をリリースした。開発者は、単に公開されたアプリの試用を進めるのみならず、将来のベータ版へのスムーズなリリースに向けて、どのようなプログラマーからのフィードバックでも受け付けられている。
OperaのChris Mills氏は、GoogleのAndroid SDKの最新ビルドや、Android対応のOpera Miniへのダイレクトダウンロードリンクとともに、技術的な側面から紹介記事を公開している。Mills氏は、Android向けのOpera Miniが、あくまでもいわゆるAndroid銀河の新参者に過ぎず、Androidの中でOpera Miniを稼動させるコードベース手法は、まだ実験段階であることに言及しており、Android自体も完成からは程遠い状況にあることからすれば、今後もバックエンドのレイヤには必ずや変更が加えられるだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス