ヤフーは3月13日、モバイル版「Yahoo!路線情報」(http://trans.mobile.yahoo.co.jp/)をリニューアルした。
モバイル版Yahoo!路線情報は、日本全国の鉄道や空路の経路、料金、定期代、所要時間、運行情報などを検索できる「Yahoo!路線情報」の携帯電話向けサービス。3キャリアに対応し、無料で利用できる。
今回のリニューアルでは、ユーザーからの要望が最も多かった「検索時間の短縮」に重点を置き、「検索駅のダイレクト確定」や「ルート概要の表示」などの機能拡充を行っている。
検索駅のダイレクト確定は、出発駅や到着駅を設定する際、ユーザーの路線検索履歴や、出発駅と到着駅の区間距離など、さまざまな要素を組み合わせて、候補駅の中から最適と判断された駅を表示する機能。
これまでは、駅名を入力すると「検索ワードを含む駅」など複数の候補駅一覧が表示され、駅の絞り込みをした後に路線検索を行うというシステムになっていたが、独自の検索ロジックの導入により、候補駅一覧を表示せず、ダイレクトに検索駅の確定ができるようになった。意図した駅と異なる駅が表示された場合も、すぐに選びなおすことができる。
ルート概要の表示は、1画面ですべての検索結果を比較できる機能。検索結果のうち、最も到着時間の早いルートを「早」、最も料金の安いルートを「安」、最も乗り換え回数の少ないルートを「楽」のアイコンで表示する。「到着が早い順」「料金が安い順」「乗り換え回数順」でルートの並べ替え表示もでき、より目的にあったルートを選ぶことができる。また、検索結果の表示数も、従来の最大3ルートから最大5ルートに増えた。
このほか、検索結果の最上位のルートに対して、1本前または1本後の電車で出発する場合のルートを再検索できる「1本ずらし検索機能」や、Yahoo! JAPAN IDでログインすることにより、駅名で10件、区間で5件の履歴が蓄積される「検索履歴機能」、現在地に近い駅名がわからない場合などに、近くにあるランドマークの名称を入力すると最寄り駅を表示する「駅名入力補助機能」などが追加されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス