モバイルを中心にメディアレップ事業などを手がけるアップデイトは2月21 日、第13回モバイルコマースに関する利用調査を同社内に設置するMMD研究所が実 施、結果を発表した。
調査によると、1月に携帯電話でネットショッピングを「利用した」と回答し た人は31.4%、年代別にみると20代以上の各世代で3割を超え、特に40代以上が 34.9%で最も高かった。
1月にモバイルコマースを利用した人を対象に何を購入したかを聞いたところ、 男性は最も多かったのが「CD・DVD(19.8%)」、次いで「衣料(17.5%)」、「食 品・飲料(16.9%)」となっている。一方、女性は「衣料(29.5%)」が最も多く、 次いで「化粧品(25.5%)」、「ファッション小物(20.0%)」となっている。ま た、購入金額については「1万〜1万9999円(23.5%)」が最も多く、次いで「3000〜4999円(15.7%)」、「5000〜6999円(12.9%)」が続く。
商品購入に特別な理由があるかについては、「普段と変わらない(32.0%)」 が最も多く、次いで「欲しかった商品をメールで紹介されたから(23.3%)」、「新 年のセールがやっていたから(17.8%)」などが多く挙げられた。
実際の店舗以外で商品を買うときに一番利用するものを聞いたところ、「ネッ トショッピング(パソコン)(39.8%)」が最も多く、次いで「ネットショッピング (携帯電話)(31.5%)」、「実際の店舗以外で購入したことがない(11.7%)」が 続く。男女別にみると、女性はネットショッピングに次いで「通信販売(はがき注 文)」が多い結果となり、男女間で差異が見られた。
携帯電話でのコスメ購入経験については、「ある」と回答した人が26.5%、特 に女性が34.1%と多く、男性は1割にとどまった。購入したコスメ商品を聞いたとこ ろ、男性は「香水(39.2%)」が最も多く、次いで「基礎化粧品(27.8%)」、 「フェイスケア(21.7%)」が続く。一方、女性は「基礎化粧品(71.9%)」が圧倒 的に多く、次いで「洗顔、クレンジング(53.9%)」、「香水(33.6%)」となって いる。また、今後携帯電話でコスメ商品を購入することについて「購入するつもりは ない(43.5%)」が約半数を占めた。
調査は2月1〜12日、メディアインクルーズの「blogri」などモバイル15サイト の協力の下実施したもの。有効回答数は6425人。
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