電子情報技術産業協会(JEITA)は、2007年12月度の移動電話(携帯電話、およびPHS)国内出荷実績を発表した。発表によれば、12月度の移動電話国内出荷台数は495万4000台で、前年同月比124.9%とプラスになった。
このうち携帯電話は476万6000台で、前年同月比124.9%と2カ月連続のプラスを記録した。第3世代(3G)端末以上は476万2000台で前年同月比127.2%となった。これについてJEITAでは、年末商戦向けの冬モデルが需要を喚起したと述べている。
ワンセグ対応機種は累計で2000万台を突破。PHSは18万8000台で、前年同月比122.9%と伸長した。
また、2007年の移動電話国内出荷台数は5168万8000台で、前年同期比104.6%と5000万台を超えた。携帯電話は4963万7000台で前年同期比103.9%となった。JEITAは、2007年はワンセグの搭載、ネット検索など機能面の向上に加え、薄型のおしゃれなイメージ、ブランド性といったデザイン面が消費者に受け入れられ、新料金制度への移行にも関わらず伸長したと分析する。
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