米調査会社Evans Data Corporationが米国時間10月30日に発表した最新の調査結果によると、無線端末向け位置情報アプリケーションの開発者の間で最も人気が高いのはGoogleで、2位以下はMicrosoftとNokiaが続くという。
この調査結果の発表は、Googleにとっては絶妙なタイミングといえる。最近、Google Phoneに関する新たなうわさが立たない週はない。Googleからそのうわさに関するコメントは得られていないが、同社は来週何らかの発表を行うという話もある。
Evans Dataの社長兼最高経営責任者(CEO)であるJohn Andrews氏は、「インターネット企業最大手のGoogleは、この1年間モバイル市場に重点を置き、特に小型スクリーン向けの数多くの新しいサービスやアプリケーションを導入、強化してきた。(その中に位置情報サービスも含まれている)」と述べ、さらに次のように続けた。「仮に2007年末までに携帯電話利用者がおよそ30億人に達すれば、Googleが携帯電話市場を直接ターゲットにしたコンテンツの分野で、存在感をさらに拡大する可能性は極めて高い」
開発段階にある位置情報サービスの最も一般的な利用法は、個人の追跡や自動車の追跡だ。また、同調査に回答した開発者のおよそ3分の2が、2008年にオープンソースを利用予定であると答えた。
この調査は、9月に世界各国の無線関連開発者およそ400人を対象に実施された。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したも のです。海外CNET Networksの記事へ
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