携帯から遠隔操作可能な家庭用監視カメラ--シンガポールのSingTelが発売

文:Lynn Tan(CNET News.com) 翻訳校正:矢倉美登里、高森郁哉2007年10月16日 20時47分

 シンガポールの電話会社、Singapore Telecommunications(SingTel)は、家庭用監視カメラ「Mobile LiveCam」を発売した。この製品のユーザーは、出先から携帯電話を使って、監視カメラの映像を見ることができる。

 SingTelはプレスリリースの中で、Mobile LiveCamは30万画素のカメラで、マイクを内蔵し、SIMカードと動画保存用の512Mバイトのメモリカードが付属すると述べている。

 このカメラは電池駆動で、赤外線ビデオキャプチャ機能により、暗がりや夜間での撮影が改善されているという。

 Mobile LiveCamは3Gネットワークを利用している。撮影した映像を見るには、カメラに割り当てられた番号を3G携帯電話からダイヤルする。電話の数字キーを使ってカメラの遠隔操作が可能で、パン(横方向の角度変更)およびティルト(縦方向の角度変更)や、ズームインができると、SingTelは説明している。

 同社によると、この製品はまた、映像の輝度やマイクで拾った音のボリュームを調整できるほか、オンザフライ記録、映像の反転にも対応するという。

 サービスを利用できるのは、SingTel Mobileの3Gアカウントを持つシンガポール国内の顧客で、月額料金は約6ドル、ほかに初期導入費用が約240ドルかかる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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