NTTドコモは9月28日、携帯電話のスケジュールに登録されている予定から利用者の行動を推定し、その行動に即した情報を自動的に配信する「行動支援型リコメンドシステム」を開発した。
このシステムは、利用者の属性や嗜好、「いつ、どのような行動をとったか」という過去のデータを分析し、今後「どういった行動をとるのか」ということを推定しながら、利用者の生活に関連がある情報を配信するというもの。この技術が実用化されることにより、各利用者に合わせた情報を優先的に提供する情報通信サービスが実現できるとしている。
例えば、旅行の日程と場所をスケジュールに登録すると、「宿泊予約」や「スーツケースの購入」などの行動が推定され、旅行先のホテルなどの関連情報が配信される。
なお、このシステムは10月2日から6日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2007」のドコモブース内にて展示する予定。
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