ホットリンクは9月5日、「子どもの携帯アプリおよびコンテンツ利用に関する 母親の意識調査」に関して調査を実施、結果を発表した。
調査によると、母親に対し自分の子どもが携帯電話またはPHSを持っているかを 聞いたところ、小学生の子どもがいる母親の24.4%、中学生の子どもがいる母親の 56.2%、高校生の子どもがいる母親の81.8%が「持っている」と回答した。
自分の子どもに利用させたい携帯電話アプリ・コンテンツを聞いたところ、「学習 (辞書、ニュースなど)(46.6%)」が最も多く、次いで「音楽(着信メロディ、着 うたなど)(36.9%)」、「情報サービス(天気、乗り換え案内など)(34.0%)」 と続く。
利用させたい理由としては、学習や情報サービスは「利便性に優れているか ら」、音楽やゲームは「コミュニケーションに役立つから」という回答が多かった。
一方、利用させたくない携帯アプリ・コンテンツについては、「アダルト(出 会い系、ワイセツな画像、動画など)(91.3%)」が最も多く、次いで「ゲーム(ロー ルプレイング、アクション、パズルなど)(56.3%)」「エンターテイメント(グル メ、映画、ショッピングなど)(36.9%)」と続く。
利用させたくない理由としては、アダルトは「犯罪(詐欺)に巻き込まれるこ とが心配」、ゲームは「生活が乱れることが心配(勉強がおろそかになる)」、音楽 やエンターテイメント、情報サービス、学習は「利用料が心配」との回答が多かっ た。
また、教育機関から提供される携帯電話アプリ・コンテンツがどのようなものであ れば利用させたいと思うかを聞いたところ、「勉強中に役立つもの(辞書や辞典な ど)(66.0%)」が最も多く、次いで「移動中に勉強ができるもの(問題集など) (36.9%)」が多かった。
ただ、同様の質問を子どもにしたところ、「勉強中に役立つもの(56.3%)」 が最も多かったものの、「気分転換に役立つもの(ゲームやコミュニティなど) (36.9%)」が次いで多く、母親と子どもでは求めるものに若干の差異が見られた。
調査インターネットで実施したもの。有効回答数は103人。
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