ヤフーとボーダフォンの連携サービスが10月1日よりいよいよ始まる。ボーダフォン専用のポータルサイト「Yahoo!ケータイ」を開設し、モバイルサイトとPCサイトの両方が検索できるサービスや、Yahoo!メールやYahoo!メッセンジャーを統合した携帯電話用のアプリケーションなどを提供する。これにより、携帯電話でもPCと同等の環境を提供する考えだ。
Yahoo!ケータイは、携帯電話端末に搭載された「Y!」ボタンを押すと自動的に接続する。公式サイト、一般サイト、PCサイトの3種類が検索できる「Yahoo!検索」を提供するほか、公式サイやYahoo!オークションなどのサービスに簡単にアクセスできるディレクトリを用意する。
このほか、携帯電話で利用できる新しいコミュニケーションツールとして「Yahoo! mocoa」(ヤフー・モコア:Yahoo! mobile communication applicationの略)を提供開始する。Yahoo!メール、Yahoo!メッセンジャーなどのコミュニケーションサービスをひとつに統合したアプリケーションで、Yahoo! JAPAN IDを持つユーザーであれば無料で利用できる。
Yahoo! mocoaの友だちリストでは、Yahoo!アドレスブックに登録した友人の電話番号、メールアドレスなどを参照できる。また、Yahoo!メッセンジャーに登録している友人であれば相手のログイン状態や状況を確認でき、電話、メール、メッセンジャーの3つから連絡手段を選ぶことができる。
Yahoo! mocoaはボーダフォンの新機種であるシャープ製の「810SH」「811SH」「910SH」、東芝製の「810T」「811T」「910T」にプリインストールされる予定だ。
なお、ボーダフォンは10月1日より社名をソフトバンクモバイルに、ブランド名をソフトバンクに変更する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」