サムスンが「Galaxy A8」を中国で発売した。Galaxy A8は同社製品としてはこれまでで最薄のスマートフォンで、厚さはわずか5.9mm、重さも151gと軽量だ。また、筐体はすべて金属製で、細いベゼル(フレーム)を採用し、1920×1080ピクセルの5.7インチ有機EL(OLED)ディスプレイを十分に搭載できるスペースを確保している。
薄型のスマートフォンにしては、全体的な仕様も悪くない。Galaxy A8は、Qualcomm Technologies製の1GHzの8コアプロセッサ「Snapdragon 615」を搭載し、背面に16メガピクセルのカメラ、前面に5メガピクセルの広角レンズカメラを備えている。RAMは2Gバイト、ストレージは16Gバイトだ。そのほかにも指紋センサーに加え、手が振られたことを検知してカメラのタイマーを起動する機能を備えている。さらに、3050mAhという大きなバッテリを搭載したことは、このスリムなボディを考えれば非常に大きな成果と言える。
ブログサイトNDTV Gadgetsに掲載されたこれ以外の仕様としては、最大128Gバイトの容量に対応したmicroSDカードスロットを備えているほか、802.11 a/b/g/n、GPS、NFC(近距離無線通信)、Bluetooth 4.1、および4G LTEに対応している。ボディの色についても、黒、白、ゴールドから選ぶことができる。
現在のところ、Galaxy A8は中国でのみ発売されており、価格は3199元からとなっている。米国や欧州での発売については、サムスンからの公式発表はない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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