UQコミュニケーションズは10月27日、WiMAX 2+においてキャリアアグリゲーション(CA)を導入し、2015年春にも下り最大速度を110Mbpsから220Mbpsにすると発表した。
現在WiMAXで提供している周波数帯域30MHzのうち、20MHzをWiMAX 2+にサービスを切り替え、現在WiMAX 2+で割り当てている20MHzと併せてCAを導入し実現する。そのため、WiMAXの下り最大速度は現在40Mbpsだが、2015年春をめどに最大速度13.3Mbpsに低下することになる。
今後のサービスエリア計画と下り最大速度220Mbpsに対応する新端末は、詳細が決まり次第発表するとしている。
これに伴い、現行WiMAXユーザーへの施策として、11月1日よりWiMAX 2+への切り替えを促進するキャンペーン「WiMAX 2+史上最大のタダ替え大作戦」を実施する。
WiMAXサービスを契約しているユーザーは、契約解除料と登録料、端末代金が無料でWi-Fiルータ「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15」(ファーウェイ・ジャパン製)または「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11」(NECプラットフォームズ製)に交換できる。
交換した時点から2年間、月額3696円(税別)でWiMAX 2+サービスを使い放題を利用できる。2年目以降は4196円(税別・2年契約)となる。また、25カ月間のみ、7Gバイトの月額データ量制限なしに無制限で利用できるとしている(ハイスピードプラスエリアで月間の合計通信量が7Gバイトを超えていない場合)。
なおWiMAX 2+を利用しているMVNO各社でも同様の施策を実施するが、対応は各社によって異なる。詳細はウェブサイトで順次案内するとしている。
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