NTTは9月2日、NTT技術史料館が所蔵しているポケットベル送信装置3機種が、“どこでもつながる「ポケベル」を支えたインフラ”として、国立科学博物館の重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されたと発表した。
1990年代に若者を中心とした“ポケベルブーム”を巻き起こしたポケットベルは、1968年に東京都23区内でサービスを開始。最初のサービスは、特定の電話番号に電話をすると受信者のポケットベルが鳴動するだけのシンプルなものだったという。
その後、サービスの多様化や受信機の小型化などへの対応を目的に、1978年8月から200bpsデジタル信号方式によるサービスがスタート。1989年には、文字情報を送信するなどのサービスの高度化と高速化を図るため、1200bps高速デジタル信号方式が開発され、自由文の送信を可能にするなど高機能化が進んだ。
今回、未来技術遺産に登録されたのは、サービス開始当初に使用されていた「TC-11形送信装置」と、1200bps高速デジタル信号方式で使用されていた「TC-15形送信装置」と「CE-15形A符号化装置」。ちなみに、2011年には“日本初のポケットベル端末”として「ポケットベル B型 RC11」が登録されている。
なお、NTTドコモが展開していたポケットベルサービスは、携帯電話・PHSの普及とともに1996年の649万契約をピークに減少を続け、2007年3月末にサービスを終了している。
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