Appleのマーケティング担当バイスプレジデントであるPhil Schiller氏は米国時間9月10日、「iPhone 5s」には、ユーザーの指紋を読み取る容量性センサ式ホームボタンが搭載されていることを発表した。
Schiller氏によると、「Touch ID」センサは容量性で、厚さは170ミクロンだという。解像度は500ppiで、360度スキャンが可能だ。つまり、センサと指紋の位置関係がどうであろうと、指紋を読み取ることができる。また、複数の指紋を学習することが可能なので、親指以外の指も利用できる。
Appleは2012年7月、指紋リーダーとID管理ソフトウェアを手がけるAuthenTecを3億6500万ドルで買収しており、それ以来、iPhoneにおける指紋読み取り技術の採用は予測されていた。
2007年の初登場以来、すべてのiPhoneのホームボタンに描かれていたお馴染みの正方形の模様も削除された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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