Microsoftが自社製の7インチタブレットを計画し、タブレット市場を牛耳るAppleやGoogleとの対決準備を整えているとの報道があった。
この件に詳しい情報筋がThe Wall Street Journal(WSJ)に語ったところによると、同社の小型タブレットは2013年の後半に製造が開始される予定だという。同情報筋によると、この7インチタブレットは2012年の春におけるMicrosoftの当初の戦略にはなかったものの、Googleの7インチ版「Nexus」やAppleの7.9インチタブレットである「iPad mini」に対抗するうえで必要であると同社の幹部らが悟ったのだという。
米CNETはMicrosoftにコメントを求めているが、本稿執筆時点で回答は得られていない。
WSJは予想価格について明らかにしていない。しかし、恐らくAppleやGoogleのタブレットと競合するために、現在の「Surface」よりも価格を安く設定し、予算を気にするコンシューマーにとって魅力あるものにしてくるだろう。
Microsoftが3月に「Windows 8」機器における画面解像度の最小要件を緩和すると発表したことで、7インチのWindows 8タブレットの登場が間近であると示唆されていた。そしてそれ以来、より小さなデバイスが登場するという推測が広まっていた。タブレットがWindows 8のハードウェア認定を取得するには、以前であれば1366×768以上の画面解像度が要求されていたものの、現在では1024×768以上に引き下げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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