Qualcommは米国時間2月20日、エントリレベルとミッドレンジのスマートフォンに向けた2つの新しいモバイルプロセッサを発表した。この「Snapdragon 200」と「Snapdragon 400」は、1月に発表したハイエンドの「Snapdragon 600」と「Snapdragon 800」を補完するもので、年内に端末への搭載が予想されている。
モデル番号が示すように、Snapdragon 200は下位レベルのプロセッサであり、価格と性能のバランスがよく、バッテリ持続時間も向上している。このプロセッサはクアッドコアARM「Cortex A5」(1コアあたり最大1.4GHz)と「Adreno 203」GPUを搭載し、HDビデオ再生やデュアルSIMカード、最大8メガピクセルのカメラをサポートする。
ミッドレンジのSnapdragon 400はハイボリュームのスマートフォンやタブレット向けであり、性能が高くて多数の接続オプションを備え、バッテリ持続時間も長い。Snapdragon 400には、デュアルコア(1コアあたり最大1.7GHz)版とクアッドコア(1コアあたり最大1.4GHz)版の2つのオプションがある。
400シリーズは標準機能として、「Adreno 305」GPU、最新の無線通信方式のサポート、1080p HDビデオ再生および撮影を備えている。Snapdragon 200シリーズと同様に、400シリーズもデュアルSIMカードや「Miracast」機能、最大13.5メガピクセルのカメラをサポートする。Qualcommによると、新しいチップセットは年内にスマートフォンやタブレットに搭載される見込みだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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