経過分 | 測定時刻 | 残量 |
---|---|---|
000分 | 18:13:40 | 100% |
111分 | 20:04:58 | 075% |
148分 | 20:42:02 | 049% |
315分 | 23:29:41 | 019% |
358分 | 00:13:10 | 019% |
361分 | 00:16:10 | 009% |
368分 | 00:23:10 | 000% |
結論としては、本機のバッテリ性能は非常に優秀だった。過去のスマートフォン&PDAの中でも、群を抜いた長時間駆動機種であるのは間違いないだろう。
あまり時間がなかったことで複数回の検証を行っていないこと、試作機であるということから、間違いがあるかもしれないが、それを考慮しても、過去に筆者が同種のテストを行ったes(動画再生:301分/ネット接続:225分)と比べても、駆動時間が延長されており、W-ZERO3(WS003SH・動画再生:195分/ネット接続:168分)、EM・ONE(大容量バッテリで動画再生:319分/ネット接続:174分)などと比べても、その持続時間が伸びていることがわかるだろう。
恐らく、W-SIMの省電力化、本体の省電力化、そして新たに搭載したという無線LANのチップといった部分で開発努力がなされている結果の賜物だろう。
特に無線LANは計測ミスなのかも(と疑ってしまうほどだが、時間切れのため再計測はできなかった)しれないが、6時間以上動作していることになり、過去のPDAやスマートフォンの中でも飛び抜けた数字を出している。
ここまでの時間、無線LANを利用できるのであれば、無線LANをこまめにオンオフしなくてもよく、ネットの利用法も今までとはまた少し違った利用方法も考えられるだろう。
ちなみに、筆者が数日持ち歩いて使ってみたところ、通常利用(ネット接続30分程度/WMPでの音楽再生3時間/通話30分)程度の利用では、朝10時頃から深夜24時頃まで使用していても、バッテリにはまだ余裕があった(警告が出るか出ないかの瀬戸際という感じ?)ので、一般的な利用方法では、予備バッテリや外部バッテリ、ACアダプタを持ち歩く必要はないかもしれない。
ただし、本機は前述したとおり、USB端子からの給電(電池が減らない状態になるだけ)が可能になっているため、USBを利用する外部バッテリや外出先のパソコンなどからも給電が可能になるため、残量が0になってしまわないように注意さえしていればよいので、少しは安心な仕様になっている。
デジタルガジェットを利用していると「充電し忘れ」ということがあると思うが、それの場合でも電池切れで何もできなくなってしまうという危険性が減るのは、すばらしい利点だと理解していただけるだろう。理想を言えば、充電まで対応していて欲しいところだが、それは今後に期待したい。
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