日本コカ・コーラが4月9日まで、mixiアプリ「サンシャイン牧場」と連携したキャンペーンを展開している。
植物由来素材を一部使用した次世代型ペットボトル「プラントボトル」とプラントボトルを採用した爽健美茶の認知拡大を目指し、mixi内で「爽健美茶ビンゴ大会」を開催中だ。ユーザーがこれに参加すると、サンシャイン牧場で利用できる「爽健美茶の種コード」がもらえる。種コードをサンシャイン牧場に登録すれば牧場にプラントボトルの爽健美茶が作物として育つ仕組みだ。
ビンゴ大会に友人を招待すると種コードがもらえたり、ほかのユーザーのビンゴカードが見えたり、mixi内の友人関係を介してキャンペーンが広がるような仕掛けも用意した。
日本コカ・コーラ マーケティングオペレーション インターラクティブ・マーケティング統括部長 江端浩人氏は、mixiとサンシャイン牧場をキャンペーンの場に選んだ理由について、「世界観が非常にしっくりきたから」と話す。20代、30代のユーザーが多いmixiと、植物を育てるサンシャイン牧場が、プラントボトルの訴求したいイメージとマッチしたという。
日本コカ・コーラは今後もウェブを活用した広告で若者を取り込んでいく方針だ。「広告媒体としてのテレビは、以前に比べて到達できる人たちが少なくなってきた、もしくは効率が悪くなってきた。若者がPC、携帯電話というデバイスを見る時間は増えているので、見ているものには何にでも広告を出したい。消費者の変化に合わせて広告する媒体を変えていく」(江端氏)
自社サイト「コカ・コーラ パーク」では800万人の会員を抱え、過去に開催したビンゴ大会では参加者数でギネス記録を達成した。今回のmixiでのビンゴ大会でも記録更新を狙う。
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